特殊清掃という仕事を長続きさせる秘訣

特殊清掃では、感染症のリスクを心配されたりもします。

しかし振り返ってみるとそのような経験はなく過ごしています。

私の場合をお話ししましょう。

▽感染症などの体験はなく、通常の作業服で。

現場によってゴーグルや特殊なマスクをすることもありますが、いずれも市販されているものです。

手袋をしていれば、血液に直接触れることはないので安全です。

感染症の疑いがある場合は、防護服を着用します。

車の中に用意はできているので、現場に入る前のヒアリング、あるいは現場初見で判断します。

特殊清掃の仕事が原因で、感染症を引き起こしたことはありません。

▽体調を崩したりするのも最初のうちだけ。

この仕事に就いた最初の頃は、食欲不振、体重の低下、ストレス性の下痢などを起こしたことがあります。

現場は何回か経験しているうちに慣れてくるので、知らないうちに治っていました。

それ以来、体調を崩したこともありません。

多くの現場では、腐敗臭の除去とご遺体の痕の清掃に時間が割かれます。

それさえ乗り越えられたら、あとは普通のハウスクリーニングや遺品整理のレベルと同じです。

▽特殊清掃で“長続きできるかどうかのポイント”になるのは、この仕事に誇りがもてるかどうかです。

特殊清掃は、社会に不可欠な仕事であるのに、人には嫌がられる仕事です。

もっと一般ウケする仕事はいくらでもあります。

自分なりにその境目や理由を整理できれば、継続に自信がもてるようになります。

それを超えればさらに長続きできます。